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concrete5 version 8.1.0がリリースされています。
日本時間の1月25日にconcrete5のバージョン8.1.0がリリースされました。
そろそろバージョン8が安定してきたかなぁと様子を伺いつつ、アップデートを行いました。
今回、私が行ったアップグレード方法をご紹介します。
基本、以下のURLで紹介されていた英文をGoogle翻訳を掛けつつ進めました。
間違っている操作があれば教えて下さいませ。
Upgrading concrete5
https://documentation.concrete5.org/developers/installation/upgrading-concrete5
Version8.1.0へのアップデート手順
以下の手順でアップデートを行いました。
5.7系のconcrete5を利用している想定で話を進めます。
- 5.7系の最新バージョン(5.7.13)にアップデート
- 8.1.0をダウンロードして解凍
- 必要なファイルをアップロード
- 管理画面からアップデート
- つまづいたことと対応方法まとめ
Version8へアップデートしよう
1. 5.7系の最新バージョン(5.7.13)にアップデート
管理画面にログイン後、システムのバージョンアップを実行します。
この操作の前にバックアップはとっておきましょう!
以下の画面からアップデート操作を行います。
管理画面から【システムと設定】→【バックアップとリストア】→【concrete5をアップグレード】
画面のアナウンスに従って5.7.13にアップデートしていきます。
ダウンロードボタンをクリックして自動でダウンロードします。
(もしこのダウンロードボタンをクリックしてもエラーになる場合、手順2,3のように5.7.5.13を手動アップデートします。)
その後、更新をインストールをクリックしてバージョンアップを行います。
問題なく5.7.13にアップデートできました。
2. 8.1.0をダウンロードして解凍
次に、concrete5 Ver.8.1.0を公式サイトからダウンロードします。
concrete5 ダウンロード
https://concrete5-japan.org/about/download/
ダウンロードしたら解凍しましょう。
3. 必要なファイルをアップロード
解凍したファイルの中から、concreteディレクトリのみを残してそれ以外を削除します。
concreteディレクトリが格納された、concrete5-8.1.0ディレクトリを、updatesディレクトリにアップします。
4. 管理画面からアップデート
アップロードが完了したら、以下の画面からアップデート操作を行います。
管理画面から【システムと設定】→【バックアップとリストア】→【concrete5をアップグレード】
画面のアナウンスに従って、8.1.0をインストールしていきます。
更新をインストールをクリックします。
これでVersion8.1へのアップデートは完了しました。
5.つまづいたことと対応まとめ
アップデートをしていると上手く行かないことがありました。
以下にエラーと対処方法を列挙します。
予期せぬエラーが発生しました。実行時間オーバーエラー
Maximum execution time of 30 seconds exceeded
上記のエラーが出た場合は、php.iniの設定を見直します。
php.ini の以下のパラメータを長く(120秒位?)設定します。
max_execution_time = 120
実行時間オーバーエラーが出て以降、エラーでインストールが進まない。
php.iniの設定をしたのに、エラーで動かない場合、concrete.phpファイルを設定してあげます。
\concrete\config\concrete.php
上記をコピーして以下のディレクトリに貼り付ける。
\application\config\
その後以下のパラメータ(170行目あたり)をtrueに変更してアップロードする。
/** * Use Doctrine development mode * * @var bool */ 'doctrine_dev_mode' => true,
※ アップデートが無事に終わったら上記をfalseに戻しておきましょう!
まとめ
スムーズに進めばすんなりとアップデートが完了するはずですが、躓いたら色々と調べる事になります!頑張りましょう!
また、これからはconcrete5のバージョン8が主流になっていくと思うので、影響が小さそうなサイトからアップデートを試し、ノウハウを蓄積してから大きめなサイトのアップデートをすることがおすすめです。
健闘を祈ります!