Bootstrapで作られたWEBサイトを見たまま印刷(プリントアウト)する方法

Boostrapを使って作ったサイトをPC用の表示で印刷したい!

Bootstrap利用して構築してあるWEBサイトを印刷すると、見たままの状態では印刷されず、紙媒体でも読みやすいように印刷時にレイアウト等が変更されて印刷されます。

Bootstrapデフォルト状態での印刷プレビュー

以下のURLで印刷プレビューしてもらうと、Bootstrapのデフォルトの印刷スタイルを確認出来ます。
http://onocom.net/code/bootstrap-print/default.html

これは、Bootstrapには予め印刷用のスタイルが定義されており、それが印刷時に適用されるためです。

この印刷スタイルには、

・リンクテキストの後にリンク先のURLが表示される!(ハイテク!)
・背景がすべて消える(インク代節約!)
・レイアウトがシンプルになる(タブレットやスマホ用に近い、コンテンツを読みやすいレイアウトになる!)

などなどが含まれます。
デバイスに応じて適切なスタイル(CSS)を定義すべきという素晴らしい思想だと思います。

しかし、そんなことクライアント様には関係ないようで「印刷用のスタイル?わけがわからない。安く作ってくれればいい。」「印刷すると壊れる!(印刷するとレイアウト崩れておかしくなるの意)」などありがたい意見を頂くことがあります。

印刷する環境はやはりPCなので、PC表示を印刷できるようにして欲しい。という要望です。

[Bootstrap 印刷]とかで調べると、印刷時のURLを消す方法とかはよく出てくるのですが、見たまま印刷する方法って意外と出てこないので頭を抱えておりました。

私以外にもそういうお声に頭を悩ませている方がいることを願い、今回、Bootstrapで見たまま印刷する。という方法に真っ向から立ち向かってみました。

お役に立てれば幸いです。

Bootstrapで見たまま印刷する手順

以下の手順でBootstrapサイトを見たまま印刷できるようにしていきます。

  1. Bootstrap公式サイトから印刷用スタイル(@media print)を除外したパッケージをダウンロード
  2. 印刷調整用CSSの適用
  3. 微調整

 

1. Bootstrap公式サイトから印刷用スタイル(@media print)を除外したパッケージをダウンロード

まずは、Boostrapから印刷用のスタイル定義情報(@media print)を削除してあげます。

目視で該当部分を削除する方法もありますが、公式サイトのカスタマイズページやSass・Lessを使った方が間違いないでしょう。

ということでここでは、Bootsrap公式サイトのカスタマイズページを利用する前提で話を進めます。

Bootstrapカスタマイズページ

Bootsrapのカスタマイズページ (Customize and download)
http://getbootstrap.com/customize/

このページはBootstrapのカラム幅や色など、多岐にわたるカスタマイズをウェブ上から簡単に行えるページです。
以下の方法で印刷用のスタイルを除外したBootstrapを取得します。

1-1:ページの最初の方にある大見出し「Less files」の中にある、中見出し「Common CSS」の中の「Print media styles」というチェックボックスのチェックを外し、一番下までスクロールします。

Print media styles - Bootstrapカスタマイズページ選択項目

1-2:ページの一番下に「Compile and Download」というボタンがあるのでクリックしてダウンロードします。

ダウンロードしたZIPファイルには印刷スタイルの含まれないBootstrapが出来上がっています!すごい簡単!

コンパイル&ダウンロード

1-3:ダウンロードしたZIPファイルの中からbootstrap.css,bootstrap.min.cssをコピーして現在のサイトで使っているBootstapファイルを上書きします。

ここまでの操作でBootstrapで構築されたサイトを印刷プレビューしてみましょう。

ステップ1が完了した時点での印刷プレビュー

以下のURLで印刷プレビューしてもらうと、このステップが完了した状態の印刷スタイルを確認出来ます。
http://onocom.net/code/bootstrap-print/step1-complete.html

当初より大分改善はされているものの、スマホやタブレットのようなレイアウトになっているかと思います。手順2でその部分を改善していきます。


蛇足ですが、ダウンロードしたZIPファイルには「config.json」というファイルが含まれています。このファイル先ほどBootstrapのカスタマイズページの上部からアップロードしてあげることでカスタマイズ情報を引き継ぐことができます。

config.jsonの使い方そのため、Bootstrapのバージョンが変わってもこのファイルをアップロードして再度Bootstrapをダウンロードすることで、印刷スタイルの定義されていないBootstrapのCSSファイルを簡単にダウンロードできるのです。


2. 印刷調整用CSSの適用

印刷用スタイルの定義されていないbootstrap.cssを利用すると印刷が見たままに多少近づきますが、レイアウトがスマホやタブレットのようになりがちです。

そこで私が特別に作った黒魔術のようなCSS(bootstrap-print.css)を以下からダウンロードしてサイトに適用してあげます。

bootstrap-print
https://github.com/onocom/bootstrap-print

するとどういうことでしょう。印刷プレビューがPC表示のままで印刷出来るようになっていませんか!?PC表示のまま印刷出来るという方はここまでで作業終了。

全ての対応が終わった時の印刷プレビュー

以下のURLで印刷プレビューしてもらうと、印刷対応が全て完了した状態の印刷スタイルを確認出来ます。
http://onocom.net/code/bootstrap-print/index.html

もし、一部印刷が上手く出来ない方は3.微調整を行っていきます。

3. 微調整

サイトによっては(と言うか殆どのサイトでは)、2の調整用のCSSを導入しただけでは細かな部分でおかしい箇所が出てくると思います。

そこは印刷調整用のCSSに追記するなどして一個ずつ潰していきましょう。

先ほどのbootstrap-print.cssに追記するか、以下の用にプリント用のCSS (@print)を作成して最終調整を行います。

bootstrap-print-adjuster.cssみたいなファイルを作成し、以下のように記述する

さぁ、これで印刷パーフェクトになったはずです!

まとめ

ここに辿り着くまでに意外と時間がかかりました(^_^;)

印刷調整用CSSはまだまだ改良の余地があると思いますので、お気づきの点などあればリクエストをお願いします。

皆様のウェブサイトが見たまま印刷出来るようになってくれることを願います!



concrete5 を Version5.7 から Version8 (8.1.0) にバージョンアップする方法とエラー時の対応方法

concrete5 version 8.1.0がリリースされています。

日本時間の1月25日にconcrete5のバージョン8.1.0がリリースされました。

そろそろバージョン8が安定してきたかなぁと様子を伺いつつ、アップデートを行いました。

今回、私が行ったアップグレード方法をご紹介します。

基本、以下のURLで紹介されていた英文をGoogle翻訳を掛けつつ進めました。

間違っている操作があれば教えて下さいませ。

Upgrading concrete5
https://documentation.concrete5.org/developers/installation/upgrading-concrete5

Version8.1.0へのアップデート手順

以下の手順でアップデートを行いました。

5.7系のconcrete5を利用している想定で話を進めます。

  1. 5.7系の最新バージョン(5.7.13)にアップデート
  2. 8.1.0をダウンロードして解凍
  3. 必要なファイルをアップロード
  4. 管理画面からアップデート
  5. つまづいたことと対応方法まとめ

Version8へアップデートしよう

1. 5.7系の最新バージョン(5.7.13)にアップデート

管理画面にログイン後、システムのバージョンアップを実行します。
この操作の前にバックアップはとっておきましょう!

以下の画面からアップデート操作を行います。

管理画面から【システムと設定】→【バックアップとリストア】→【concrete5をアップグレード】

画面のアナウンスに従って5.7.13にアップデートしていきます。

5.7.5.13へアップグレード

ダウンロードボタンをクリックして自動でダウンロードします。

(もしこのダウンロードボタンをクリックしてもエラーになる場合、手順2,3のように5.7.5.13を手動アップデートします。)

5.7.5.13へアップグレード

その後、更新をインストールをクリックしてバージョンアップを行います。

5.7.5.13へアップグレードが完了しました。

問題なく5.7.13にアップデートできました。

2. 8.1.0をダウンロードして解凍

次に、concrete5 Ver.8.1.0を公式サイトからダウンロードします。

concrete5 ダウンロード
https://concrete5-japan.org/about/download/

ダウンロードしたら解凍しましょう。

3. 必要なファイルをアップロード

解凍したファイルの中から、concreteディレクトリのみを残してそれ以外を削除します。

concreteディレクトリのみを残してそれ以外は全て削除

concreteディレクトリが格納された、concrete5-8.1.0ディレクトリを、updatesディレクトリにアップします。

updatesディレクトリに格納concrete5-8.1.0ディレクトリをupdatesディレクトリにアップロード

4. 管理画面からアップデート

アップロードが完了したら、以下の画面からアップデート操作を行います。

管理画面から【システムと設定】→【バックアップとリストア】→【concrete5をアップグレード】

画面のアナウンスに従って、8.1.0をインストールしていきます。

version8.1へアップグレード

更新をインストールをクリックします。

version8.1へアップグレードが完了しました。

これでVersion8.1へのアップデートは完了しました。

5.つまづいたことと対応まとめ

アップデートをしていると上手く行かないことがありました。

以下にエラーと対処方法を列挙します。

予期せぬエラーが発生しました。実行時間オーバーエラー

Maximum execution time of 30 seconds exceeded

上記のエラーが出た場合は、php.iniの設定を見直します。

php.ini の以下のパラメータを長く(120秒位?)設定します。

max_execution_time = 120

実行時間オーバーエラーが出て以降、エラーでインストールが進まない。

php.iniの設定をしたのに、エラーで動かない場合、concrete.phpファイルを設定してあげます。

\concrete\config\concrete.php

上記をコピーして以下のディレクトリに貼り付ける。

\application\config\

その後以下のパラメータ(170行目あたり)をtrueに変更してアップロードする。

※ アップデートが無事に終わったら上記をfalseに戻しておきましょう!

まとめ

スムーズに進めばすんなりとアップデートが完了するはずですが、躓いたら色々と調べる事になります!頑張りましょう!

また、これからはconcrete5のバージョン8が主流になっていくと思うので、影響が小さそうなサイトからアップデートを試し、ノウハウを蓄積してから大きめなサイトのアップデートをすることがおすすめです。

健闘を祈ります!



【動画付き操作方法】複数に分かれたファイルを1つにまとめて圧縮する方法。まとめたファイルをファイル便(無料の大容量ファイル転送サービス)で送る方法。(Windows/Mac)

大容量の写真をメールで送りたい!沢山のファイルを纏めて送りたい!という方へ

写真ファイルなどのファイルサイズの大きなファイルをやり取りする時に、メールに添付してしまうと容量オーバーで送れない場合があります。また、ファイル数が多いと尚大変です。

そういったときのために、

1:複数ファイルを圧縮して1つにまとめる方法

2:圧縮したファイルをファイル便、大容量ファイル転送サービスで送る方法

を動画付きでご紹介します。

Windowsで操作をしていますが、「圧縮してひとつに纏めて送る。」という基本的な考え方はMacでも同様です。

1:複数ファイルを圧縮して1つにまとめる方法

複数のファイルサイズの大きいファイルをひとつに纏めて圧縮する方法は以下のとおりです。

手順

  1. フォルダを作成する
  2. フォルダに圧縮したいデータを入れる
  3. フォルダを右クリックする
  4. 右クリックメニューの「送る」から「圧縮( zip形式 )フォルダー」を選択
  5. 圧縮ファイルが出来上がります

2:圧縮したファイルをファイル便、大容量ファイル転送サービスで送る方法

宅ふぁいる便というサービスを利用してファイルを一旦オンラインにアップロードします。(宅ふぁいる便だと300MBまで無料で送ることが出来ます。)

アップロードするとダウンロード用のURLが発行されますので、そちらをコピーしてメールやサイボウズLive、チャットワーク等に貼り付けて共有します。

手順(300MB以内のファイルを送る場合)

300MB以内の場合は宅ふぁいる便というサービスが使いやすいです。

  1. 宅ふぁいる便のアップロード用URLにアクセスする
    https://free.filesend.to/fileup_free
  2. 圧縮したファイルをドラッグ&ドロップで放り込む
  3. 「著作権侵害や違法なファイル等ではありません」にチェックを入れる
  4. 「アップロード内容を確認する」ボタンをクリックしてファイルをアップロードする
  5. ダウンロードURLをコピーして、メールやサイボウズLiveで送信します。

手順(300MB以上のファイルを送る場合)

300MBを超える物凄く大きなファイルを送りたい場合は、ギガファイル便というサービスを利用します。

  1. 宅ふぁいる便のアップロード用URLにアクセスする
    http://gigafile.nu/
  2. 圧縮したファイルをドラッグ&ドロップで放り込む
  3. ダウンロードURLが発行されるので、URLをコピーして、メールやサイボウズLiveで送信します。

まとめ

最近はGoogleDriveやDropboxといったサービスでやり取りすることも増えてきましたが、クライアントさんによってはそういうサービスを利用していない方も多いので、ファイル送信サービスをご紹介しました。

ご参考になれば幸いです。