CodeIgniterのことを勉強したのでメモ。日本語サイトにCodeIgniter Ver.2のユーザガイドがあったのですがCodeIgniter Ver.3のユーザガイドの日本語版が無く、辞書とにらめっこしながら進めました。
間違い等あればご指摘くださいませ。
これからCodeIgniterを学ぶ方のお役に立てれば幸いです。
2016年2月23日追記
kenjis様より日本語ユーザガイドのURLをコメント頂きました。
現在翻訳中とのことです。ありがとうございます。
日本語ユーザガイド
http://codeigniter-jp.github.io/user_guide_src_ja/
2017/01/26 URLが変更されていました。以下が日本語ユーザガイドになります。
http://codeigniter.jp/user_guide/3/
CodeIgniterとは
PHP言語のフレームワークです。
フレームワークとはよく使う処理のお道具箱みたいなもので、フレームワークを使うことによりプログラムの開発効率を上げることができます。
CodeIgniterの読み方
ウィキペディアによると、「コードイグナイター」と読むそうです。なるほど。
CodeIgniter 3の動作要件
CodeIgniter 3を動作させるにはPHP version 5.4 以上が必要です。
以下のデータベース(バージョン)に対応しています。
- MySQL (5.1+) via the mysql (deprecated), mysqli and pdo drivers
- Oracle via the oci8 and pdo drivers
- PostgreSQL via the postgre and pdo drivers
- MS SQL via the mssql, sqlsrv (version 2005 and above only) and pdo drivers
- SQLite via the sqlite (version 2), sqlite3 (version 3) and pdo drivers
- CUBRID via the cubrid and pdo drivers
- Interbase/Firebird via the ibase and pdo drivers
- ODBC via the odbc and pdo drivers (you should know that ODBC is actually an abstraction layer)
参照
http://www.codeigniter.com/user_guide/general/requirements.html
CodeIgniter 3のライセンス
MITライセンスです。
The MIT License (MIT)
参照
http://www.codeigniter.com/user_guide/license.html
ちなみに、CodeIgniter 3.0からMITライセンスになったようで、2.xまでは独自のCodeIgniterライセンスというライセンスを採用していたようです。
CodeIgniter 3のインストール
CodeIgniterのダウンロード
CodeIgniterの公式サイトからダウンロードしましょう!執筆時、Version 3.0.4が最新バージョンでした。
アーカイブを展開
ダウンロードしたアーカイブを展開します。
ファイルをアップロード
「展開したファイルをサーバ上にアップロードします。」とサラッとCodeIgniterの公式に書いてあるのですが、以下の画面キャプチャで選択してあるファイルだけで問題ないかと思います。
CodeIgniter 3の設定
基本設定ファイル(config.php)を編集する
application/config/config.php
を開き”base_url”の設定をします。
$config[‘base_url’] = ‘http://example.com/’;
基本設定ファイル(config.php)を忘れずにサーバにアップロードしましょう!
とりあえず表示確認してみよう
ブラウザで、サイトを表示してみましょう!以下のように表示されていれば設置成功です。
データベース設定ファイル(database.php)を編集する
設置が確認できたら更に設定を行っていきます。データベース使わない場合などはこの項目の作業は不要かと思います。
application/config/database.php
を開き以下を変更します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 | $db['default'] = array( 'dsn' => '', 'hostname' => 'localhost', 'username' => 'root', 'password' => '', 'database' => 'database_name', 'dbdriver' => 'mysqli', 'dbprefix' => '', 'pconnect' => TRUE, 'db_debug' => TRUE, 'cache_on' => FALSE, 'cachedir' => '', 'char_set' => 'utf8', 'dbcollat' => 'utf8_general_ci', 'swap_pre' => '', 'encrypt' => FALSE, 'compress' => FALSE, 'stricton' => FALSE, 'failover' => array() ); |
全ての設定が必要というわけではなく、必要な部分だけ設定します。
設定する主な項目
hostname: データベースサーバのホスト名
username: データベースのユーザ名
password: データベースのパスワード
database: データベース名
dbdriver:データベースのタイプ(mysqli(MySQLの場合), postgre(PostgreSQLの場合))
参考
http://www.codeigniter.com/user_guide/database/configuration.html
.htaccess を設定する
CodeIgniterの初期設定では、以下のように index.php が含まれたURL構造になってしまいます。
1 | http://example.com/<strong>index.php</strong>/news/article/my_article |
これを回避するために.htaccessファイルを作成して以下のように記述します。
1 2 3 4 | RewriteEngine On RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule ^(.*)$ index.php/$1 [L] |
作成した.htaccessファイルは忘れずにサーバにアップロードしましょう。license.txtと同じ位置に置くと良いでしょう!
参考
http://www.codeigniter.com/user_guide/general/urls.html#removing-the-index-php-file
感想
いろんなフレームワークがありますが、かなり簡単に設置出来るのがGood!
(2.x系は豊富だけど)日本語のドキュメントが少ないのでGoogle翻訳を駆使して理解していく必要がありそうです。